眼圧変動に関与する因子についての研究
緑内障は眼圧により視神経・視野が障害される病気ですが、眼圧には変動(日によって、あるいは時間によって異なる)があり、診察時に一見眼圧が正常の方でも、眼圧の変動によって緑内障が悪化する場合があります。そのため、当院ではトリガーフィッシュシステムというコンタクトレンズで眼圧変動パターンを計測する機器を導入し、眼圧変動を調べて緑内障治療に役立てる研究を開始しました。
トリガーフィッシュシステム
夜間も含め24時間連続で自動的に計測し、
眼圧変動を「見える」化します
コンタクトレンズ型センサーである「トリガーフィッシュ センサー」を検査対象者の眼に装用し、得られた測定信号を「トリガーフィッシュ」にて受信・記録する仕組みにより、眼圧の変化により誘発される角膜曲率の変動を測定し、眼圧変動におけるピークパターンを検出します。
眼圧変動ピークパターン(例)
装着イメージ
トリガーフィッシュシステムによる検査・測定の流れ
機器のセッティング
コンタクトレンズ型センサーやアンテナの装着など
機器のセッティングを医師が行います。
測定
測定中は普段通りの活動が可能です。
(一部、禁止事項があります)
活動の記録
測定中は活動の記録の記載をお願いいたします。
睡眠中も測定は継続されます。
再来院
最長24 時間測定後(翌日)に再来院し、
医師が機器を取り外します。
測定結果の確認
測定された眼圧変動の様子を確認できます。